ケトジェニックダイエットとは何?どうして痩せるの?アスリートにお勧めな理由
日本で一時、『良質なアブラはどんどん摂取していきましょう』と、
スーパーの油コーナーが盛り上がり、MCTオイルが爆売れしたのを覚えています。
先日、サッカー日本代表の長友選手がテレビに出演され、その食事法も公開していました。
そのため、日本在住の母から、
『ドイツからアマニ油買ってきて~』と頼まれ、
『何で?』と聞き返すと
『体にいいんでしょ?痩せるんでしょ?』と....。
さすがミーハーな母....。でも、アマニ油だけ摂取していれば痩せるなんて事はないと思います(笑)
もちろん、日常の生活から食べるものに気を使っていかないといけないのですから。
さて、本題。
ケトジェニックダイエットとは
ケトジェニックダイエットとは、
糖質の摂取量を制限し、体内のエネルギー源を脂肪由来のケトン体に変換していくことで痩せる事を目指すダイエット法のことをいいます。
ケトン体
(人が糖質を摂取しなかったときに)体内の脂肪の分解によって生まれる物質。
・・・肝臓でつくられるアセトン・アセト酢酸・B-ヒドロキン酪酸の総和
どうしてケトン体に変わると痩せるの?
ケトン体に切り替わると、体を動かしたりするのに必要なエネルギーは自分の体の中に貯蔵されている脂肪を分解することによって生み出されます。
そのため、日常生活や運動時には脂肪燃焼をしてくれることによって、痩せることができます。
*痩せる=体重を落とすことではなく、体を引き締めることを目的とした場合です。
どうしてアスリートがケトジェニックをするとパフォーマンス能力があがるの?
・通常のエネルギー源:
ブドウ糖
ご飯やパン、麺類などの炭水化物(糖質)を力に変える。
⇒体内に貯蔵できる量は限られていて、約200g~300g(1000kcal~1200kcal)
*個人差はあります。
対外から補給しなければ、
後半にはスタミナ切れをおこしてしまう。摂取するタイミングや量も難しく摂取し過ぎれば負担になる可能性も十分にある。
・ケトン体の場合
体重60kg、体脂肪20%の場合=12kgの脂肪が体内に.....
1g=9kcalで換算すると、10万8000kcalのエネルギー源があることになります。
体脂肪が少ないアスリートでも4万kcalのエネルギーがあると言っていいでしょう。
試合時間に合わせて、炭水化物(エネルギー)を摂取しなくても、もともと体内に蓄えている脂肪(エネルギー)があるので、後半に入っても90分戦いきるエネルギはあります。
例えば、脂質をエネルギー源としている長友選手は、後半の終了間際でも、延長戦に突入したとしても誰よりも走ることができるのはこのためと本人も言っていました。
ケトジェニックに関する書籍は沢山ありますが、
この本の著者である宗田先生というお医者さんがケトジェニックの第一人者と言われています。
この本を読んだときに、とても衝撃を受けることが多くケトジェニックの奥深さと凄さを知りました。
ケトジェニッダイエットはとても難しいので今でも苦戦することばかりです。
やってみたいという方は、しっかり勉強した上で始めることを強くおすすめします。
電子書籍で読みたい方はこちらから
ケトン体が人類を救う〜糖質制限でなぜ健康になるのか〜【電子書籍】[ 宗田哲男 ]
これから、ケトジェニックについてさらにまとめていこうと思います
読んでくださった方ありがとうございました。
一緒にウイルスに負けない健康な体を目指して生きましょう。