Liebst.Blog

ドイツで暮らすフリーター夫婦の話

日本人に海外留学を進める理由

高校時代から親しくしている友人から突然入ったLINE。
その人は、凄くポジティブで心が澄んでいて、本当に明るい。
『もう目標が持てない。モチベーションが上がらない。』
と聞いて、とても心配になった。

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そして、自分の教員時代(通信制高校のサポート校)がふと蘇ってきた。

当時、毎日こんな事を考えていた。





『私は何のために働いている?』

『家でも仕事のこと以外考えられなくて家事もできない。』

『家でも休まらず、週一の休みの日ほど頑張らなきゃ授業間に合わない。』

『いや、頑張っても間に合わない。』

『もう無理。できない。』

『だから妥協。これで良いの?何のための授業?』

『授業できない。行きたくない。行かなきゃいけない。』

『こんな人間が生徒のために何が出来る?』

『こんな人間が教員でいいのか?』

『人生楽しくない。笑えない。』

『どうしてこんなに毎日涙が出て来る。』

『けど、逃げてはいけない。責任を持たなきゃいけない。』

『逃げ出したい。もう無理だ。』

『何のために私は生きている?』





と毎日毎日毎日思っていた。
心配してくれる友人にも、心ない言葉を言っていたかもしれない。
悔しいけどそんな余裕すら無かった。
だから、友人も私のことをどう思ったのか、とても申し訳ないと思っている。





そして、私はリタイアして教員を辞め、
再びドイツに住んでいる。
ぶっ飛んだ旦那と。
自由気ままな外国人と楽しく、波乱万丈な毎日を送っています。
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【人生楽しくない。仕事辞めたい。人生変えたい。】とそんな風に思っている方に、どうして私は海外を、勧めるのか?



あくまでも一例ですが、

ドイツでは【仕事】に対する考え方が日本とは全く違うように感じる。


【仕事】はあくまでも、生きるためにお金をかせぐ手段にすぎないという事。


だから、【仕事】をしながらも1番大切なのは、【自分】や【家族】。


【仕事】をするために生きているわけでない。



日本とは生き方が違う。
教員時代に鬱病と診断された私。



そんなんメンタル弱かっただけじゃん。
と思うかもしれないけど、そう思われたらそれでいい。



あそこでリタイアした事本当に良かった。
と私は今でも思っている。



あの頃から、
『人は何のために生きるのか。』『死際に何を思うのか?』など生き方について、考えるようになった。


もちろん、こたえは人それぞれ。
私のこたえはまだ出ない。
でも自分の選択した人生に誇りを持って今を全力で楽しんでいる。



ドイツでは、日本と全く時間の流れ方が違う。
とても、のんびりしているように感じる。
日本に帰ると、本当にせかせかしているように感じる。


もちろん、仕事は大事。わかってる。
仕事をしなければ生きていけないし、お金を稼ぐことは本当に大変だということ。



ドイツに来てお金がなくて、
ペットボトル拾って換金したりするほど、
お金が底を尽きたこともあったけど、
なんとかなったし、
それはそれで、なんだかんだ幸せに暮らしてた。






『あなたの人生本当にそれで幸せですか?』






もちろんお金は必要。
だけど、仕事に行くために生きなくていい。
(ここで書いている仕事は、本来はやりたくない雇われてやっている仕事を表しています。分かりづらくてすみません。)


愚痴や文句が絶えなくて嫌いな会社なら
辞めたいなら辞めればいい。



職場のために、会社のために自分を犠牲にしなくていい。



『職場の、会社の中で、あなたの代わりはいくらでもいるよ。でも、あなたの代わりは誰もいない。自分を大切にしなさい。』




旦那の母に言われて、一生忘れられない言葉。



この言葉に救われて、
今でも大切にしている言葉。




私は胸を張って言えます。
『毎日幸せです。この人生が、自分が好きです』と。



私の人生は自分のもの。
誰がなんと言おうが主役は自分。


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『目標が持てない。』という問いに対して、
わたしはこう応える。



目標って、無理につくらなくていい。
夢って、わざわざ必死に探さなくていい。
職業に囚われなくていい。



ただ、
『どんな生き方があなたにとって幸せ?』
『どんな事をしている時に喜びを感じる?』
『誰とどこでどんな風に生きていきたい?』
『その中で、どうお金を稼いだら幸せ?』





【仕事の為に生きない。】
分かっているようで、これはドイツに来なければ気がつかなかった事だと思っています。


【自分と自分の愛する人達が幸せに生きる方法】を考えてみる方が楽しくなるかもしれません。


平日なのに、カフェでサッカー語ってる人たち。
平日なのに公園でのんびり過ごす人達。
ほとんどのお店が閉まっていて、家族と過ごす週末。



仕事中だって、休暇の事ばかり考えてて。
仕事終わりが楽しみで、何とか仕事をこなして、仕事が終わればパーティー状態の外国人。
営業中にも関わらず家族と電話が大事な社長。



本当に皆自由に、そして幸せに暮らしているよ。



これは、日本を出てみなければ気がつけなかった。
もう、人生つまんないって言うなら、日本を飛び出してみれば良い。
先進国で技術大国、日本だけど意外と世界からズレてる部分もあったりする。



教室の枠におさまらなくていい。
社会の枠にはまらなくていい。
無理に相手に合わせなくていい。
自分の幸せは自分で決めること。
人の数だけ、幸せの形がある。



集団に馴染めず、悩んでいる人も沢山いる。
こっちには、そもそも集団生活という概念が無い。
制服も無いし、キックボード🛴などに乗って自由に学校に通い12時の授業が終われば早々帰ってくる小学生。




日本での当たり前は、
世界での当たり前では無いという事。



日本しか知らないのと、外から日本を見た上で日本で暮らすのは大きな違いがあると思っています。



だから、『自分を変えたい。』と思う人には、
海外留学をお勧めしたいです。
自分にとっての幸せとは何か。
ゆっくり自分と見つめ合う絶好の機会になるからです。

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幸せな生き方を一緒に考えられるパートナーのような存在になりたい。
それが私にとっての幸せな生き方。生き甲斐。




そして、wein隊の一員となった今また毎日がワクワクしている。
同じ思考を持つ人と出会って、社会貢献がしたい。
周りの人の力になりたい。
ドイツと日本を繋ぐ存在にもなりたい。

Wein隊の皆さんは、
世界各国で活躍されている人が多く、自己肯定感も高い。
毎日のTwitterを通して、本当にパワーを貰っている。


そして何より、wein隊を立ち上げられた本田圭佑さん、溝口勇児さん、高岡浩三さんの描くビジョンがとてつもなくデカい!
のにも関わらず、一人一人ができる事を集結させたら素晴らしい事が起きるそんな予感がする。



私の活動もここから何か始まる気がしている。というか少しづつ、何ができるか具体化していきたい。
wein.team




今日は、熱くなり
自由に統一感のない文章....。



いつもですね(笑)


それなのにも関わらず、最後まで読んでくれた方ありがとうございました。
そして、また熱い気持ちにさせてくれた友人にも感謝です。



ドイツ留学にご興味がある方は、
いつでもご気軽にお問い合わせください。
何か、力になれることがあるかもしれません。
メールでもTwitterやInstagramからでも大丈夫です。



残念ながら、まだ日本からの入国は出来ないようですが、サッカー留学等の仕事依頼も受け付けております。


それではまた!